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御年80歳!前橋汀子さんの美しいヴァイオリンを楽しむ(みなとみらいホール)

休みを取って、コロナ COVID-19 の6回目のワクチン接種の後、横浜みなとみらいホール前橋汀子さんのヴァイオリンを聴きに出かける。

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「前橋汀子の四季」と題されたコンサートは、前橋汀子さんと10人の弦楽アンサンブルによるもので、とても親しみ深い曲ばかり。御年 80歳になる前橋汀子さんはとてもお元気で、美しい調べを奏でていた。

《前橋汀子の四季》前橋汀子&弦楽アンサンブル | 神奈川芸術協会

曲目

出演

プログラムの解説は、前橋汀子さんによるもの。ヴィヴァルティ「四季」の説明を引用しておこう:

ヴィヴァルディ:ヴァイオリン協奏曲集「四季」op.8

「四季」の名で親しまれている、春夏秋冬それぞれにまつわるソネットの内容を表現する表題音楽的なヴァイオリン協奏曲。

「春」

  • 第1楽章:小鳥たちのさえずりにせせらぎの水の音、突然の雷と稲妻。
  • 第2楽章:花の咲き乱れる牧場とまどろむ羊飼いと犬の吠える声。
  • 第3楽章:輝く春の風景の中、牧笛に合わせて踊る羊飼いとニンフたち。

「夏」

  • 第1楽章:真夏の太陽、村の風景と人々、にわかに豪雨が。
  • 第2楽章:蚊やハエが飛び交い、稲妻と雷鳴が短く入り混じる。
  • 第3楽章:夏の激しい天候 ー 稲妻、雷鳴、あられの夕立。

「秋」

  • 第1楽章:無事に収穫を終えた小作農たち歌って踊る。ワインを飲み、落ち着いて眠りにつく。
  • 第2楽章:宴が終わり、皆が穏やかに眠りにつく。
  • 第3楽章:夜が明け、狩人が犬を携え狩りに出る。獲物を追いかけ、犬が奮闘して仕留める。

「冬」

  • 第1楽章:厳しい寒さの屋外では、風の中震えながら激しく足踏みしている。
  • 第2楽章:室内で静かに雨のひととき、暖かい暖炉でゆったりとくつろいでいる。
  • 第3楽章:氷上で滑ったり、転んだりしながら歩き、風が北から南へと吹きつけてくる。