Muranaga's View

読書、美術鑑賞、ときにビジネスの日々

Travel

桜を観る(2021年)

2021年の桜を振り返る。 3月22日。久しぶりにオフィスに出社する途中、芝・増上寺に立ち寄る。 3月24日。朝、緑道にて。ジョギングの足を止めて、お花見。 3月27日。ホームコースの入間カントリー倶楽部にて。 3月28日。三菱一号館美術館にて「コンスタブル…

観梅(2021年)

2月11日、23日と近くの公園の梅林まで散歩。11日はまだ一部の梅しか咲いていなかったが、23日にはしだれ梅などが見ごろになっていた。 公園の近くには、大倉山記念館がある。映画のロケ地などにも使われる建物である。 大倉山記念館 muranaga.hatenablog.com…

厄除けと散歩を兼ねて「横浜七福神」巡りをしてみた

今年還暦を迎える。つまり本厄の年にあたる。お祓いの代わりにはならないと思うが、厄除けと散歩を兼ねて、地元である横浜・港北の七福神巡りをすることを思い立った。「横浜七福神」巡りとして、横浜日吉新聞に紹介されている。 hiyosi.net 個人的には「横…

都会の真ん中に美しい別空間。非日常的な時間を過ごせるアーティゾン美術館

旧ブリヂストン美術館が5年間の休館を経て、新しくアーティゾン美術館として生まれ変わって開館した。秋の3連休の初日、ようやく訪れることができた。 www.artizon.museum この日開催されていたのは「琳派と印象派 東西都市文化が生んだ美術」展、そして石橋…

穏やかな秋の陽射しに包まれた葉山の美術館を訪れる(神奈川県立近代美術館)

天気のよい週末。葉山まで片道1時間のドライブを思い立つ。神奈川県立近代美術館・葉山館に出かけてみよう、とふと思ったのだ。ここは去年の9月、山口蓬春記念館を訪れた時に立ち寄った美術館で、相模湾を一望することができる。白い壁のモダンな建築が美…

西方寺の彼岸花が見ごろを迎えている

横浜にある西方寺の彼岸花(曼殊沙華)が見ごろを迎えている。雨の日の彼岸花もいいものだ。赤、黄色、白に加えて、ピンクの彼岸花もある。 西方寺は、茅葺き屋根の山門と本堂に趣きを感じる花の寺である。 saihouji-yokohama.com muranaga.hatenablog.com

竹内栖鳳を巡る小さな旅:大倉集古館から山種美術館へ

雨の土曜日。NHK「日曜美術館アートシーン」で紹介されていた大倉集古館の「近代日本画の華」展に行く。東京ミッドタウンでランチ。その後、思い立って山種美術館「竹内栖鳳《班猫》とアニマルパラダイス」展まで足を伸ばす。雨の中の都心ドライブは、図らず…

みなとみらいから馬車道へ:川瀬巴水と土屋光逸の美しい風景画を堪能する(神奈川県立歴史博物館)

馬車道にある神奈川県立歴史博物館に行く。曇っていて少し涼しいくらいなので、みなとみらいから、散歩を兼ねて、馬車道まで歩く。海の中に塔が立ち始めていて「何だろう?」と思ったのだが、あとから来年開業予定のロープウェイの工事であることを、友人に…

イギリスの珠玉の美を堪能する「ロンドン・ナショナル・ギャラリー展」(国立西洋美術館)

心待ちにしていた「ロンドン・ナショナル・ギャラリー展」を観るために、国立西洋美術館に出かける。ロンドン・ナショナル・ギャラリー 200年の歴史の中で初めて、館外での大規模な所蔵作品展であり、珠玉の作品 61点すべてが日本初公開である。 「ロンドン…

謎めいた風景画を描く「ピーター・ドイグ展」(東京国立近代美術館)

8月1日、梅雨明け。東京国立近代美術館で開催されている「ピーター・ドイグ展」を観に行く。当日の朝、チケットぴあで日時指定チケットを購入、コンビニで受け取ってから、美術館に向かう。 「ピーター・ドイグ展」(東京国立近代美術館) peterdoig-2020.jp…

新幹線の予約から乗車まで、チケットレス初体験

恒例の夏ゴルフ旅で那須に向かう。初めて新幹線の予約から乗車までをチケットレスでやってみた。スマホでチケットを予約、そのチケットを手待ちの交通系カード(僕の場合 PASMO 定期券)に紐づける(交通系カードの裏面に記載された番号を登録する)。あとは…

芝・増上寺の桜

毎朝、通勤の途中に寄って、芝・増上寺の桜を見ている。週末、日曜日に季節外れの雪が降ったが、桜は散らなかった。こうやって写真を眺めていると、改めて東京タワーが好きな自分に気づく。2020年3月26日:見ごろまでもう少し。3月27日:いよいよ見ごろに。…

満開の桜、季節外れの雪

20分ほど外に出て、近所を散歩。緑道の桜は満開。その枝には雪が積もっている。不思議な光景である。

横浜の夜景、再び

新型コロナウィルスの影響で、春休みのレストランの予約が取り易い。先週末の夜景&ディナーに味を占めて、今週もみなとみらいに出かけた。今回は家族の誕生日、卒業&就職、転職祝いをすべてまとめて、インターコンチネンタル・ホテルのなだ万にて。muranag…

ランドマークタワーから望む横浜の夜景

新型コロナウィルスの影響で、普段の春休みなら予約をとるのが難しいレストランが、当日でも予約できてしまう。思い切って横浜ランドマークタワーの 68階にある横浜ロイヤルパークホテルのレストランに出かけた。これが大正解。夕暮れから夜に変わる高層から…

散歩かたがた梅を観る

4日ほど続いた熱がようやく治まり、平熱に戻りつつある。ただの風邪だったようだ。すっかり落ちてしまった体力のリハビリを兼ねて、散歩をする。暖冬ということもあり、ちょうど近くの公園の梅が見ごろになっていた。www.city.yokohama.lg.jpwww.city.yokoha…

皇居乾通りの紅葉を楽しみ、大嘗宮を参観する

令和初の皇居乾通りの一般公開も始まったことだし、一生に一度の機会かもしれない。そう考えて、大嘗宮の見学に出かけた。皇居への入場、乾通りの散策は順調に進み、大嘗宮の前だけが大混雑であった(参観ルート地図 PDF)。参観経路地図(出典:宮内庁の We…

「音楽のある展覧会」を見学するついでに、新装したホテルオークラ東京を探検

「ゴッホ展」、「風景の科学展」、「ハプスブルク展」と巡った上野をあとにして、ホテルオークラ東京に向かった。別館で開かれている「音楽のある展覧会」を訪れる。「ハプスブルク展」同様、日本とオーストリア国交樹立 150 年を記念して、ウィーン楽友協会…

日本橋の展覧会を巡る:「日本の素朴絵」展(三井記念美術館)と「山口蓬春展」(日本橋高島屋)

上野の美術館を巡る予定だったのだが、何と車のバッテリーが上がってしまっていた。急きょ JAF を呼ぶ。幸い、1時間ほどで来てくれて、とりあえずエンジンがかかる状態になった。そうこうして出遅れてしまった間に、上野の駐車場は満車になってしまったよう…

東北新幹線から東海道新幹線への乗り継ぎは面倒だ

夏のゴルフ旅、那須からの帰途、新横浜に用事ができたので、東北新幹線から在来線ではなく、東海道新幹線へ直接乗り換えようとしたのだが、これがなかなか面倒だった。改札内にある自動券売機で乗り継ぎの切符(新横浜までの乗車券と新幹線自由席券)を買お…

高さ 1.5m、東京都内で一番低いガード下トンネル、高輪橋架道橋を歩いてみた

天井が低すぎて、タクシーの社名表示灯(行灯)を壊すという逸話で知られるガード下トンネル、高輪橋架道橋を歩いてみた。たまたま外出先がその近くだったのだ。ここは東京都内で一番天井の低いガード下である。今までタクシーに乗って通過したことはあった…

庭園美術館にて、美しいキスリングの絵を楽しむ

実は東京都庭園美術館に行ったことがなかった。わりと現代美術系が多くて自分の興味を引く展覧会が少なかったからかもしれない。今回はエコール・ド・パリ(「パリ派」)の「キスリング展」ということで、初めて庭園美術館に出かけることとなった。本館新館w…

ギネス認定の懸垂型モノレールに乗って千葉市動物公園へ。動くハシビロコウを初めて見る

会社記念日のため半ドン。午後はフリーである。「東芝時代の同僚が動物園の園長に転身した!」というので、今勤めている会社の社長が千葉市動物公園の「視察」を提案、何人かの仲間と一緒に、久しぶりに動物園に行くこととなった。千葉市動物公園は、かつて…

朝から頭は「駅探」状態

僕のオフィスは芝公園近くにある。毎朝、目黒線から直通する都営三田線の芝公園駅で降りて、増上寺の近くを東京タワーを眺めながら歩く。このところ新緑が映えて気持ちいい。今朝は三田線が大幅に乱れており、本数も少ない。目黒線から南北線直通の急行電車…

平成最後の美術館巡りは、「へそまがり日本美術」展(府中市美術館)から「ドービニー展」(損保ジャパン日本興亜美術館)へ

平成最後の美術館巡りは、府中市美術館の「へそまがり日本美術」展。へそまがりな禅画。徳川将軍の下手だけど味のある絵。蘆雪、蕭白、若冲ら「奇想の画家」たちが緩く崩して描いた絵。「へたウマ」「ゆるカワ」な絵が楽しい。丁寧な解説を読みながら、肩の…

ミニチュアの世界観が楽しい「センス オブ スケール展」(横須賀美術館)

朝の連続テレビ小説「ひよっこ」のオープニングは、日用品の中に人物のミニチュアを置く映像が印象的だった。その田中達也さんの「見立て」の世界観が楽しめる「センス オブ スケール展」が、横須賀美術館で開催されている。ちょっとした日帰りドライブも兼…

定期券を忘れたので、久しぶりに切符を買った

定期券を家に忘れて来てしまった。家に戻る時間がもったいないから切符を買おう。片道470円。往復940円。痛恨のミスである。切符を買って通勤電車に乗るのは、何年ぶりだろう。あまりにも久しぶりなので、「切符の買い方」を忘れていて、戸惑う自分がいた。 …

購入順に並べられた「フィリップス・コレクション展」、超細密の鉛筆画「吉村芳生 超絶技巧を超えて」展、広々とした東京駅丸の内駅前広場

米国で最も優れた私立美術館の一つとして知られるワシントンのフィリップス・コレクションは、裕福な実業家の家庭に生まれ、高い見識を持つコレクターであったダンカン・フィリップス(1886-1966)の蒐集による。三菱一号館美術館にて、開催されている「フィ…

六本木ヒルズの屋上・スカイデッキを初体験

六本木ヒルズの森美術館に、池田学の作品を観に行ったついでに、藤子不二雄(A)展をぶらぶらと眺め、52階からの眺望を楽しむ。ここからは母校が間近に見られる。芝公園近くにある今のオフィスは、残念ながら東京タワーの陰に隠れてしまう。国立新美術館、六…

彼岸花が咲き誇る西方寺

秋のお彼岸の時期になると、それこそ彼岸花、またの名を曼珠沙華が咲き誇る寺が、ゴルフ練習場のすぐ近くにある。西方寺である。茅葺き屋根の山門と本堂がある。 ゴルフスクールの帰りに寄ってみた。赤、白、黄色。毎年訪れているが、何度見ても壮観である。