昨日「電子ブック Kindle が欲しい」と書いたばかりなのだが、なーんだ、Kindle を待つまでもない、iPod touch や iPhone で十分行けることに気づいた。iPod touch が家族専用になっており、自分が普段使っていないので、恥ずかしながら電子書籍の進歩に全然ついていっていなかった。
- 書籍
- 英語:
- Stanza、eReader などのソフトウェアでさまざまな本が読める。
- 聖書、シェークスピアのような古典は無料。
- 日本語:
- 新聞・雑誌
- 英語:
- New York Times は専用のビューアがあり、(おそらく)全文を楽しむことができる。
- Stanza で Wall Street Journal、USA Today、Time、The Economist、The New Yorker、Wired など主なメディアの見出しを読むことができる。
- 日本語:
- 産経新聞が紙の新聞そのままのレイアウトで読める。ただしこれが使い易いかどうかは別問題。
日本の新聞業界では、こういうオンライン配信への取り組みを行っているのは、やはり(さまざまな意味で)独特なポジションにいる産経新聞だけである。
コミック・漫画は最近あまり読まないので、状況がよくわからない。またケータイの上でもコミックを中心に電子書籍が流行っていると聞くが、こちらも老眼には画面が小さ過ぎてついていけていない。
いずれにせよ iPod touch / iPhone の世界で、英語に限れば、多くの本・新聞・雑誌がオンライン配信される時代になりそうだ。こうなると、iTunes Store の AppStore の検索・閲覧が poor なのが気になる。電子書籍の類は、音楽同様きちんと体系だてて分類して表示してくれないと、どこに何があるのか、欲しいものが在庫としてあるのかどうかもわからないし、目的の書籍にたどり着くまでにとても時間がかかる。
電子ブックに関するエントリ
- 2008.8.1:シャープの電子辞書 Brain は Amazon Kindle をめざす?
- 2008.8.3:Amazon Kindle の成功
- 2009.2.18:Amazon の Kindle は出版・新聞・雑誌業界の iPhone/iPod となるか?
- 2009.2.19:電子ブックは Kindle を待つまでもない、iPod touch で十分行ける