Muranaga's View

読書、美術鑑賞、ときにビジネスの日々

2009-01-01から1年間の記事一覧

軽井沢へ旅行:旧軽井沢をサイクリング、総括

最終日は旧軽井沢をレンタサイクルでまわる。万平ホテル、旧三笠ホテルなど。自転車に乗るのは久しぶりだが、風が気持ちいい。 より大きな地図で Muranaga's Travel Map を表示軽井沢プリンスのコテージに泊まるのは数年ぶりだが、テニス、サイクリングとい…

軽井沢へ旅行:白糸の滝、鬼押出し、テニス

午前中は白糸の滝を経て、浅間山麓の鬼押出し園へ。白糸の滝の水煙が涼しくて心地よい。水温は 11.8度とそんなに冷たくない。地熱の影響と言われている。 1783年(天明3年)の浅間山の噴火により、溶岩が流れ出して生まれた鬼押出し。奇妙な形の岩の海を散歩…

軽井沢へ旅行:碓氷峠鉄道文化むら、パターゴルフ

少し早目に休みをもらって軽井沢へ2泊3日の家族旅行。ETC 割引で高速道路が混雑することも予想されたため、朝6時半に自宅を出発。最近の息子たちを見ていると、「テツ(鉄道ファン)の血中濃度が上がりつつある。」その意向を反映して初日の午前中に碓氷…

対局中の棋士の心理がわかる『永世竜王への軌跡』

昨年、渡辺明竜王が羽生善治名人を相手に、3連敗のあと4連勝して「永世竜王」の称号を獲得したのは記憶に新しい。渡辺竜王が「永世竜王」獲得に至った 41 の対局の棋譜をまとめた本が『永世竜王への軌跡』である。この本で何と言っても面白いのは、渡辺竜…

ゴルフレッスン・メモ:アプローチ編 「ランニング・アプローチの基本」「パターと同じように打つ」

宮里藍、全英女子オープンは惜しくも3位タイだったが、先週の米女子ツアー初優勝に引き続き、休日の夜を十分楽しませてもらった。あんなに体が小さいのに、どうしてこんな活躍ができるんだろう。一方、日本では石川遼が今季2勝目をあげ、次は全米プロゴル…

ゴルフレッスン・メモ:スイング編 「グリップ修正に挑む」

週1回のゴルフのレッスンに通い始めてから1年が過ぎた。「ゴルフ入門の入門」と称してレッスンの覚え書きをしたためてきたが、さすがに「入門」くらいのレベルにはなったかもしれないという淡い期待も込めて、今後は「ゴルフレッスン・メモ」という何の変…

iPhone 3GS:FOMA 携帯電話とアドレス帳(連絡先)を一括管理する

ドコモ(SH-02A)とソフトバンク(iPhone 3GS)の2回線契約になった以上、iPhone 3GS と FOMA ケータイのアドレス帳を一括して管理したくなる。PC の Outlook にあるアドレス帳(連絡先)を追加・編集するマスターデータとして、iPhone とは iTunes 経由で…

携帯電話をようやく mova から FOMA へ切り替える --- さらば premini

iPhone 3GS を購入して1ヶ月、もともと持っているドコモの携帯電話(しかも mova)をどうするかを考えてきた。iPhone 購入の際に MNP でドコモを解約する手もあったのだが、いきなりやめるのはさすがに恐くてできなかった。Web やメールなどデータ通信は、i…

iPhone 3GS:Bluetooth ステレオ・ヘッドセット HBH-DS205

iPhone は胸ポケットに入れると落としそうでどうも不安である。ズボンのポケットに入れるか、ベルトに装着して使うことになるが、そうなるとイヤフォンのケーブルが長くなり、取り回しに苦労する。友人の勧めもあり、初めて Bluetooth のワイヤレス・ステレ…

現代絵師・山口晃の描く大和絵

三浦しをんの『風が強く吹いている』。単行本も文庫本も、画家 山口晃 がカバーや挿画を描いている。特に単行本のカバーの鳥瞰図は大和絵の技法を使っており、箱根駅伝のコースが一望できる。目をこらしてみると、小説の内容が緻密に描き込まれているのがわ…

三浦しをん『風が強く吹いている』再読

素人集団による箱根駅伝出場を描く、三浦しをんの『風が強く吹いている』。1年くらい前に単行本を読んだが、このたび文庫化されたので再読した。三浦しをんのエッセイを電車の中で読むのは注意を要するが、この小説も電車の中では読めない。胸が詰まって、…

iPhone 3GS:MMS を活用しよう

iPhone のメールは Gmail と Eメール(i) を中心に使っているが、着信は知らせてくれるものの、メッセージ内容をサーバに取得しにいくので、即時性という点ではケータイのメールに劣る。しかも返信すると必ず原文が引用されてしまうため、どんどんメッセージ…

海の日にプールへ

海の日であるが、近くの室内プール、日産ウォーターパークに泳ぎに出かける。夏休みが始まったばかりとあって受付には長い列。僕たちが受付を済ませた時は開場30分後だったが、何とか入場することができた。ロッカーの番号はほぼ最後。ぎりぎりセーフだった…

八景島シーパラダイス

数年ぶりに八景島シーパラダイスに出かける。いつものように水族館に行き、動物のショーを楽しむ。シロイルカなどを間近に見たり、海の生き物に実際に触れる「ふれあいラグーン」初体験。シロイルカは心がなごむ顔をしている。以下は iPhone 3GS で撮影。シ…

iPhone 3GS:メールフォルダの作成ができない?

iPhone のメールは Eメール(i) (メールアドレス:foobar@i.softbank.jp)を使っているが、フォルダが「受信」「送信済みメッセージ」「ゴミ箱」の三つしかない。来たメールを振り分けるためにフォルダを作りたいのだが、そのための操作が iPhone 上で見つか…

iPhone 3GS:リセットするその前に

iPhone と iTunes の同期の最中にケーブルの接触が悪かったのか、どうも中途半端な状態になったようで、iPhone に入っていた音楽データが「その他のデータ」として認識されるようになってしまった。このため iPhone で音楽が聴けなくなった。音楽は家の PC、…

将棋会館を訪ねる

我が家の将棋をめぐる風景。『シリコンバレーから将棋を観る -羽生善治と現代』を読んだ家内は、改めて将棋の奥の深さと、羽生善治の凄さを感じたようである。ときどき次男に将棋を教えてもらっているが、金と銀の動きがわからなくなるらしい。テレビの将棋…

『シリコンバレーから将棋を観る』を読んで

申し訳ないことをしてしまった。4月下旬に梅田望夫さんから新著『シリコンバレーから将棋を観る -羽生善治と現代』を送っていただいて、その後すぐに読み終えていたのに、何の感想も書かないまま3ヶ月近くもたってしまったのである。この間、ゴールデンウ…

自宅の前にスーパーマーケットができる

有隣堂ランドマークプラザ店の閉店以上にびっくりしたのが、現在住んでいるマンションの前の空き地に、スーパーマーケット(「ライフ」)ができることがわかったこと。今朝、マンションの掲示板に、その計画を知らせる張り紙が出ていた。うーむ…。喜ぶべきこ…

ランドマークプラザの有隣堂が閉店

休日、カレーうどんが食べたくなると、車を飛ばしてランドマークプラザの古奈屋に行く。そしてその足で有隣堂に寄り、そこで買った本をタリーズで読む。それだけで幸せな気分になれたものだ。しかしとても残念なことにこの有隣堂ランドマークプラザ店が7月23…

iPhone 3GS:複数の PC と同期、携帯電話アドレス帳の移行、アプリケーション、ケース

iPhone を買う際に少し気にしていたのは複数の PC との同期である。原則として「母艦」は一つ。当然音楽ライブラリがある自宅の PC を母艦にするのだが、スケジュールと連絡先に関しては、会社の PC にある Outlook のデータと同期したい。このようにデータ…

iPhone 3GS を買う

iPhone 3GS を買ってしまった。先週6月26日に発売されたが、週が明けてからは、自宅近くの量販店ではどこも売り切れてしまっており、「次の入荷はわからない」と言われていた。そして昨日。会社が創立記念日で半ドンだったので、昼過ぎに有楽町のビックカメ…

勤続25周年

会社創立記念日にあたり、勤続25周年ということでお祝いの品をいただいた。最初の15年はエンジニアとして、次の10年は管理職、そして事業経営者として過ごしてきた。25年前、一介のプログラマでしかなかった自分が、プロジェクト・リーダをやり、マネジメン…

『日本人なら必ず誤訳する英文』を読んで、英文和訳の大切さを改めて認識

『ダ・ヴィンチ・コード』の翻訳で知られる著者が、翻訳学校での人気講座「誤訳をなくす文法特訓」の内容を本にまとめたのが、『越前敏弥の日本人なら必ず誤訳する英文』である。誤読し易い英文、間違い易い構文が集められており、この本を読むと、今まで「…

ゴルフ入門の入門:スイング編 Part 11 「ドローボールを打つ」

体・肩が回りきった最終形まで振り抜く練習を続けている。バックスイングしたトップの位置での体の捩じれを感じ、そこから腰を回して(「腰を切って」)スイングする感触も少しづつ出てきた。「腰を切る」感覚を練習するためには、スイング練習の合間に、ク…

カズオ・イシグロ初の短編集『夜想曲集』

カズオ・イシグロ初の短編集『夜想曲集:音楽と夕暮れをめぐる五つの物語』では、副題の通り、音楽と夕暮れをテーマに、五つの奇妙な人間模様が描かれる。緻密な構成の長編を読んだ時とはまた違った味わいがある。原著 "Nocturnes: Five Stories of Music an…

高田瑞穂『新釈 現代文』が復刻された

巷では『新々英文解釈研究』など、往年の大学受験の参考書が復刻しているらしい。リタイアしたシニア世代に向けて、ノスタルジーを誘ってのものだろう。何を隠そう、僕もそのマーケティングにひっかかり、ちくま学芸文庫として復刊された高田瑞穂『新釈 現代…

クルーグマンの経済学の教科書 "Economics" が届く

クルーグマン夫妻による経済学の教科書の翻訳(『クルーグマン ミクロ経済学』、『クルーグマン マクロ経済学』)もまだ読み通していないくせに、原著では第2版("Economics 2nd Edition")が出たので購入した(第2版で新しくなったところ)。1,000ページ…

思えば幸せな時代であった

高度成長時代はパイが大きくなるので、黙っていても売上が上がる時代だったと言う。僕たちが就職した頃は、さながら「IT の高度成長」が始まった時期であったろう。多くの友人が電気系・情報系の学科を専攻し、電機メーカーが就職人気ランキングの上位に来る…

電気・情報系の学科は人気がないらしい

最近、東大の先生から聞いた話。僕たちが卒業する頃には人気学科であった電気・情報系を志望する東大生が減っているらしい。30年前の「進振り」では、情報科学や電気電子工学を志望するならば 80点くらいは取っている必要があったのだが、最近では志願者が少…