Muranaga's View

読書、美術鑑賞、ときにビジネスの日々

Art

コロナ罹患以来1ヶ月ぶりの展覧会は「モーリス・ユトリロ」展

コロナ COVID-19 罹患以来、1ヶ月ぶりに展覧会に出かける。横浜・高島屋で開催の「モーリス・ユトリロ」展。ユトリロ生誕 140年記念の展覧会である。 展覧会の概要について Web サイト・チラシから引用する: パリを描く画家として日本で最も人気のある画家…

久しぶりの表参道。歌川広重の風景画とプチ贅沢なランチを楽しむ(太田記念美術館)

久しぶりに表参道へ。神宮前交差点の東急プラザの斜向かいに、新しい建物「ハラカド」が鋭意建築中で、こちらはちょっとしたお上りさん状態である。東急プラザと同じようなコンセプト、デザインの建物だなぁと思っていたら、やはり東急プラザ系であった。202…

東京ミッドタウンでの美術鑑賞「虫めづる日本の人々」展、そしてランチ(サントリー美術館)

10時の開館時刻にサントリー美術館に行き、美術鑑賞後、11時に開館する東京ミッドタウンのレストランでランチ、というのが、ちょっとした定番の休日の過ごし方である。 www.suntory.co.jp サントリー美術館では「虫めづる日本の人々」という展覧会が開催され…

閉館前の美術館は好きな作品を独占できる:「テート美術館展 光 ー ターナー、印象派から現代へ」(国立新美術館)

千住真理子さんのリサイタルを聴くために、午後お休みを取ったこの日は、夜、六本木で友人たちとの会食が予定されている。横浜みなとみらいでのリサイタルを終えて、六本木に向かっても会食までに1時間半ほど時間がある。そこで国立新美術館の「テート美術…

湘南をドライブして、「イギリス風景画と国木田独歩」展と美術館カフェのランチを楽しむ(茅ヶ崎市美術館)

茅ヶ崎市美術館は、折にふれ、湘南ドライブをするつもりで訪れている。もちろん目的は企画展の鑑賞だが、カフェでの地元食材を使ったランチも楽しみである。横浜の自宅からは片道 1時間半弱。美術館のある緑地の駐車場に、開館時刻の少し前に着く。 www.chig…

特別展「小林古径と速水御舟」(山種美術館)

山種美術館では、小林古径 生誕140年を記念した特別展「小林古径と速水御舟」が開催されている。ガウディとサグラダ・ファミリアに圧倒された後に、心を落ち着かせるにはちょうどいい展覧会である。 Web サイトからその概要を引用する: 近代日本画の歴史に…

やはり凄いとしか言いようがない「ガウディとサグラダ・ファミリア展」(東京国立近代美術館)

東京国立近代美術館で開催されている「ガウディとサグラダ・ファミリア展」に出かける。建設が始まってから 140年経った今も未完成なサグラダ・ファミリアが、いよいよ最終段階を迎えるとのことで、それを紹介する展覧会である。 遠いスペインで何だか凄い建…

「霊気を彫り出す彫刻家 大森暁生展」にて、気配を感じさせるリアルな彫刻を見る(そごう美術館)

そごう美術館の「霊気を彫り出す彫刻家 大森暁生展」(PDF 鑑賞ガイド)に出かける。 主に動物、それも実在するだけでなく架空の動物をモチーフに、リアルな彫刻群が並ぶ。現代アートとは少し距離を置き、独自性を追求した作品であると感じる。 大森暁生《月…

ついに木島櫻谷の《寒月》に会えた(泉屋博古美術館東京)

絶対に一度は実物を見たかった絵がある。それは木島櫻谷このしまおうこくの《寒月》である。 泉屋博古美術館東京にて「特別展 木島櫻谷 ― 山水夢中」が開催されており、《寒月》は 6月3日から18日までの期間限定展示となっている。6月3日初日にいそいそと出…

吹きガラス工芸の凄技を目の当たりにする(サントリー美術館)

国立新美術館から東京ミッドタウンに戻ってランチ。久しぶりに HARBS のミルクレープを味わう。 muranaga.hatenablog.com そしてサントリー美術館の「吹きガラス 妙なるかたち、技の妙」展に出かける。軽い気持ちで訪れた展覧会だったが、これがなかなか目を…

さまざまな愛のかたちが示される「ルーヴル美術館展 愛を描く」(国立新美術館)

ルーヴル美術館から愛をテーマにした絵画が来日している。国立新美術館で開催されている「ルーヴル美術館展 愛を描く」。 www.ntv.co.jp Web サイトにある展覧会の概要を引用する: ルーヴルが誇る珠玉の“愛”の絵画が一堂に! 人間の根源的な感情である「愛…

「重要文化財の秘密」を知る(東京国立近代美術館)

連休の最終日は、東京国立近代美術館 70周年を記念して開催されている展覧会「重要文化財の秘密」に行く。 明治以降の近代美術作品が初めて重要文化財に指定されたのは 1955年。現在、国指定の重要文化財は 10,872件あるが、明治以降の絵画・工芸・彫刻に限…

「土門拳の古寺巡礼」展で、クローズアップされた仏像の表情に魅せられる(東京都写真美術館)

東京都写真美術館で開催されている「土門拳の古寺巡礼」展に足を運ぶ。土門拳のライフワーク『古寺巡礼』刊行から 60年を記念して開催されている展覧会である。 室生寺弥勒堂 釈迦如来坐像左半面相 室生寺金堂 薬師如来立像、十一面観音立像、十二神将立像 …

日本国内所蔵の作品が多い「憧憬の地 ブルターニュ」展(国立西洋美術館)

雨の博物館・美術館巡り。国立東京博物館(トーハク)の「特別展 東福寺」をあとにして、国立西洋美術館で開催されている「憧憬の地 ブルターニュ」展を見に行く。 bretagne2023.jp muranaga.hatenablog.com 奇しくも同じ時期に SOMPO美術館でもブルターニュ…

仏教芸術の宝庫である大伽藍と、忘れられた画聖・明兆の魅力をあますところなく伝える「特別展 東福寺」(東京国立博物館)

週末はあいにくの雨だが、花見の人出も落ち着いたと思われる上野へ、博物館・美術館巡りに出かける。 まずは東京国立博物館、トーハクの「特別展 東福寺」へ。正直、東福寺が凄い仏教美術の宝庫だとは知らなかったのだが、BS日テレ「ぶらぶら美術・博物館」…

特別展「富士と桜 ―北斎の富士から土牛の桜まで―」(山種美術館)

日本を代表する山と花、富士山と桜をテーマにした日本画の展覧会に足を運ぶ。山種美術館で開催されている特別展「富士と桜 ―北斎の富士から土牛の桜まで―」である。Web サイトにある展覧会の概要を引用する。 富士山は古くから、さまざまな芸術の源泉となっ…

「ブルターニュの光と風」展を訪れ、ポン=タヴァン派・ナビ派の歴史を学ぶ(SOMPO美術館)

フランスの北西部に位置するブルターニュ。ワイン好きな人にはお馴染みのブルゴーニュと間違いそうだが、そうではなく、ブルターニュ。フランス語だとブリテンを意味する。ブルターニュは古のケルト文化を残す地方で、画家たちのインスピレーションを掻き立…

サントリー美術館の年間会員を更新

サントリー美術館の年間会員を更新し、ついでに展示替えされた「没後190年 木米」展を再訪した。 muranaga.hatenablog.com サントリー美術館のメンバーズクラブは、年会費 6,000円で、本人+同伴者1名 が何度でも入館できる。展示替えの前後で複数回、同じ展…

「没後190年 木米」展で江戸時代後期の文人の活躍を知る(サントリー美術館)

江戸時代後期に京都で活躍した陶工であり画家でもある文人、木米の展覧会「没後190年 木米」を見に、サントリー美術館へ出かける。 正直、木米についてはほぼ初めて聞く名前である。本名、青木八十八。そこから木米を名乗ったという。Webサイトから展覧会の…

湘南をドライブして美術館カフェへ:「湘南を描く 入江観展」(茅ケ崎市美術館)

ふと思い立って、湘南をドライブ。茅ヶ崎市美術館のカフェ「ルシュマン」にランチを食べに行く。NHK「アートシーン」で茅ヶ崎市美術館の「湘南を描く 入江観展」が紹介され、数ヶ月前にこのカフェで食べた個性的なランチプレートを、もう一度食べたくなった…

2023年初の美術館巡りは、サントリー美術館から山種美術館へ。国宝の障壁画・日本の風景画を楽しむ

大晦日・元旦は老親と過ごし、2日、3日は箱根駅伝を見ながらの寝正月。体重もだいぶ増えたので、4日から活動を開始する。 2023年初の美術館巡りは、サントリー美術館「京都・智積院の名宝」展から、山種美術館「日本の風景を描く」展へ。 「京都智積院の名宝…

ところざわサクラタウンの角川武蔵野ミュージアムで、ゴッホと本の世界に入り込む

早朝、ゴルフ場に忘れ物を取りに行った帰りに、ところざわサクラタウンまで足を伸ばし、角川武蔵野ミュージアムを訪ねる。関越自動車道の所沢インターから 10分、あるいは JR武蔵野線東所沢駅から徒歩 10分のところにある。 寒い。ミュージアムの開館は朝10…

国宝である長谷川等伯一派の障壁画が何枚も!「京都・智積院の名宝」展(サントリー美術館)

今年は静嘉堂文庫美術館、トーハクと国宝を見る機会が多かった。最後を飾るのは京都・智積院の門外不出の国宝、長谷川等伯一派の障壁画である。サントリー美術館にて、5点もの大きな絵が展示されていて、迫力満点である。 寺外では初の試みとして「楓図」「…

英国食文化の歴史を辿る「おいしいボタニカル・アート 食を彩る植物のものがたり」(SOMPO美術館)

学術資料としての精緻な写実性と、美しい芸術性が共存するボタニカル・アートが好きである。SOMPO美術館で開催されている「おいしいボタニカル・アート 食を彩る植物のものがたり」展は、英国キュー王立植物園の食用となる植物を描いたボタニカル・アートを…

すべてが国宝という展示に圧倒される特別展「国宝 東京国立博物館のすべて」

週末の金曜日、少し早めに仕事を終えて、トーハク創立150周年記念の特別展「国宝 東京国立博物館のすべて」へ足を運ぶ。入手できたチケットの入場時間は 16:30-17:30。東京文化会館で早めの夕食を済ませて、17時過ぎに会場に入る。指定時刻より 30分ほど入場…

「特別展 没後80年記念 竹内栖鳳」(山種美術館)

「静嘉堂@丸の内」を楽しんだ後は、山種美術館で開催されている「特別展 没後80年記念 竹内栖鳳」に足を運ぶ。美術館の Web サイトにある概要紹介を引用する: 近代京都画壇の中心的存在として活躍した竹内栖鳳(せいほう) (1864-1942)。栖鳳は、円山・四条…

静嘉堂文庫美術館が丸の内に移転、曜変天目をはじめ数々の至宝が展示されている(静嘉堂@丸の内)

2022年10月、静嘉堂文庫美術館が丸の内・明治生命館に移転した。愛称は「静嘉堂@丸の内」。世田谷区岡本にあった時より、格段に交通の便がよくなった。開館記念展覧会「響きあう名宝 ―曜変・琳派のかがやき―」では、曜変天目をはじめ、国宝7件を含む数々の…

砥上裕將『 線は、僕を描く』:青春小説で知る水墨画の奥深い魅力

映画化されたのを機に、砥上裕將『 線は、僕を描く』を再読した。水墨画家でもある著者のデビュー作である。 線は、僕を描く (講談社文庫)作者:砥上裕將講談社Amazon 両親を事故で失い、心に深い傷を負った若者が、水墨画の巨匠にその才能を見出され、絵を描…

友人の写真展、久しぶりのすみだ北斎美術館

両国・国技館の前のギャラリーで開かれている友人の写真展に立ち寄る。『バリの息吹』という写真集で、ガムランの舞踊をはじめ、ヒンドゥー教の冠婚葬祭など、信仰と結びついたバリの人々の生活を紹介するほど、バリ島の王族との交流が深い方であるが、今回…

隈研吾さん設計の建物が竣工

最近完成した隈研吾さん設計の建物。隈研吾さんのご実家の近くで、ご本人にとっても里山で遊んだ思い出の地とのこと。